昔から、数々の怪談などに出てくる有名な口裂け女。昭和の時代に登場し、平成を越えて令和の時代になった今でも、巷で語られ続けています。そんな口裂け女の弱点はポマードやべっこう飴と言われているのですが、本当なのでしょうか?また、対処の方法〇選も紹介していきます。
口裂け女はポマードやべっこう飴が弱点?
実際いることを想像すると恐怖でしかない口裂け女。そんな口裂け女の弱点はポマードとべっこう飴と言われているのですが、本当なのでしょうか?
口裂け女の発祥
口裂け女の発祥は岐阜県と言われています。1978年、岐阜県にある八百津町という地域で農業を営んでいた高齢女性が口裂け女を目撃。その衝撃的な情報はみるみるうちに子供たちの間で広がり、中にはあまりの恐怖で夕方になると外出しなくなる子供もいたとのこと。
ネットなどない時代でしたが、拡散力が凄まじく翌年には地元の新聞にも掲載。1979年半ばには岐阜県内を飛び出し、青森・鹿児島といった地域にまで広がり、全国レベルの都市伝説になったのです。
ポマードやべっこう飴が弱点の噂は本当?
口裂け女にであると殺されてしまったり、口が裂けた姿にされてしまうなど、結末は悲惨なものが多いですが、その口裂け女の弱点がポマードとべっこうというのは正しいようです。
まず、ポマードは口が裂けてしまう原因になった美容整形の執刀医がポマードをつけており、その匂いを嫌っているからだと言われています。そして、べっこう飴は単純に口裂け女の好物だからという理由だそうです。
口裂け女の対処の方法6選を紹介!
ここでは、口裂け女に遭遇した際の対処の方法を6選紹介します。
「ポマード」と3回唱える
一番有名なのが口裂け女の弱点と言われている「ポマード」という言葉を3回唱えることです。すると、口裂け女が怯むためその間に逃げることができます。他にも、ポマードを投げつけるやふりかける、手に「ポマード」と書いて見せるなどの説もあります。しかし、ポマードと唱えたことで逆に激怒させ、殺されてしまうか口を裂かれてしまうなどの話もあるそうです。
べっこう飴を与える
好物であるべっこう飴を与え、舐めている隙に逃げることができます。しかし、関東地方では逆に口裂け女はべっこう飴が嫌いで、投げつけると怯むため、その隙に逃げるという説もあるとのこと。また、千葉県ではべっこう飴5個なら喜び、金平糖5個であれば逃げ出すという説や、べっこう飴ではなくボンタンアメで撃退できるという噂もあります。
豆腐を見せる
口裂け女は豆腐が嫌いなため、見せると逃げ出すという説と、逆に豆腐が好物で食べている隙に逃げることができるという説があります。
百円玉を投げつける
福岡県では、口裂け女はスペースインベーダーが好きで、百円玉を投げつけると必死に拾おうとするので、その隙に逃げることができると言われています。
言葉により撃退
「ニンニク、ニンニク」「ハゲ、ハゲ」と唱えたり、手の平に「犬」と書き、見せれば逃げる、「犬が来た、犬が来た」というと逃げ出すなど言葉により撃退することができるという説もあります。
「私キレイ?」への返答
口裂け女の常套句である「私キレイ?」の返答によっても逃げることができます。例えば「ふつう」と曖昧な返事をして口裂け女が迷っている隙に逃げる、「キレイ」と答えて裂けた口を見せられてもなお「キレイですよ」と言い続けると赤面するためその隙に逃げる、「キレイ」ではなく「可愛い」というと喜ぶ、「見た目もキレイだけど中身もキレイです」と口裂け女がお礼をいい、その場を去るなどの説があります。
最後に
今回は、口裂け女の弱点や対処方法6選を紹介しました。口裂け女の弱点はポマードとべっこう飴というのは有名な話しですが、対処法については新たに知る説も多く、いろんな説が出ていることがわかりましたね。
あくまで都市伝説ですが、それだからこそ、様々な想像が膨らみ、説となって受け継がれていくのでしょう。今後も新たな情報が出てくるかもしれないと思うと楽しみですね。