寝る時に靴下を履いてはいけない理由を知っていますか?寝冷えする人は、寝る時に靴下を履く習慣があるかもしれません。しかし、実は逆効果とも言われているんです。ご自身が寝やすいのが一番ですが、もし「靴下を履いて快適な状態を保っているのになかなか快眠できない」という方がいらっしゃったら、寝る時に靴下を履いているからかもしれません。寝る時に靴下を履いてはいけない理由を解説していきますので、今後の快眠習慣に活かしてみてください。
寝る時に靴下を履いてはいけない理由は?
寝る時に靴下を履いてはいけない理由は、複数あります。靴下を履いて寝ることは、足を温めるために効果的と考える人が多くいますが、実は睡眠を妨げる要因になっていることが分かりました。
ここからは、寝る時に靴下を履いてはいけない理由を3つご紹介していきます。身体のメカニズムを知って、靴下を脱いで寝る習慣に変えることで、快眠を促す可能性がありますよ。
寝る時に靴下を履いてはいけない理由①蒸れるから
寝る時に靴下を履いてはいけない理由は、蒸れるからです。布団に入る前は足先が冷えて眠りにくいと感じるかもしれませんが、しっかりと暖かい布団に入れば、布団の防寒効果で足先まで温まることが期待できます。靴下を履いてしまうことで過剰に熱をこもらせ、蒸れて不快感のもとになってしまう可能性があります。足先が蒸れて汗をかくことで、臭いの原因になったり、知らず知らずのうちに睡眠が浅くなったりすることも考えられるのです。
【参考サイト:りふり】
寝る時に靴下を履いてはいけない理由②血液循環が悪化するから
寝る時に靴下を履いてはいけない理由は、血液循環が悪化するからです。靴下を履いて寝ることで、足の指を自由に動かすことができなくなります。そのため自然と血行が悪くなったり、血管を圧迫してしまったりする可能性があるのです。
足の血行が悪くなるということは、逆に足が冷えるということです。また、むくみの原因にもなるので、気を付けましょう。
寝る時に靴下を履いてはいけない理由③深部体温が下がらないから
寝る時に靴下を履いてはいけない理由は、深部体温が下がらないからです。
人が入眠する際、まず皮膚の血流が増加して身体から熱を放出します。熱が放出されると、身体の深部体温が自然と下がります。そうすることで、睡眠が誘発され快適な眠りにつながるのだそうです。
熱を放出するのは手の甲や足の甲なので、足の血流を増加させることで快眠につながります。そのため、靴下を履いてしまうと、靴下の中に熱が閉じ込められて放出されなくなります。そうすると、睡眠が誘発されにくくなるのです。
【参考サイト:グンゼ】
靴下を履いて寝るメリットはある?
寝る時に靴下を履いてはいけない理由を解説しました。では、靴下を履いて寝ることでメリットはあるのでしょうか?
寝る時に靴下を履くことで、眠りにつきやすくなるといわれています。冷え性の人は、布団に入ってからも足先の冷えが気になり、なかなか入眠できないというケースが多くあります。寝る前に足を触ってヒヤッとするほど冷えているのであれば、靴下を履いたり足元にだけ毛布を重ねたりして、足を重点的に暖めたまま寝るという方法があります。
まとめ
寝る時に靴下を履くことに関しては双方向からの見解があります。そのため、靴下を履いて寝ることが良いとされる考えもあるのですね。最適なのは、寝る直前まで靴下を履いて過ごし、布団に入るのと同時に脱ぐという方法でしょう。布団に入ってからも冷えが気になる場合には、足元に毛布を重ねるなどすれば、睡眠中に暑さを感じたときいつでも熱を避けやすくなるでしょう。
gooditemblog.comに載っている良い商品たちも参考に、これからさらに冷える季節、服装や暖房器具を上手に使って、快適に眠れますように。