この記事では、母親から遺伝するものを一覧でご紹介します。私たちの外見や性格、性質などは、両親から遺伝しているものが多くありますよね。親子で顔が瓜二つだったり、性格が似ていて気が合ったり衝突したり…親子ならではの関係性を築くのは素晴らしいように見えて、実は容易ではないこともあるでしょう。
そんな遺伝ですが、実は母親から遺伝するものと父親から遺伝するものがあります。ここでは、母親から遺伝するものにフォーカスして見ていきましょう。
母親から遺伝するもの一覧
母親から遺伝するものを一覧で見てみましょう。
- 学力
- 基本的な性格や顔(子どもが男児の場合)
- 脱毛
- 染色体異常(ダウン症など)
それでは、これらを詳しく掘り下げてみましょう。
学力
母親から遺伝するものを一覧の中に、学力があります。知的能力は母親の遺伝によるものだとされ、特に記憶、思考、音声、知覚といった「認知機能」をつかさどる細胞だという見解があります。
【参考サイト:カナロコ】
しかし、実際に子どもの頭の良さは、遺伝よりも生まれてからの環境や教育などの後天的な要素が影響することが多いともいわれています。
つまり、子どもの学力が母親次第だといわれているのは、遺伝だけでなく「乳幼児のうちに母親が子どもにどのように接していたか」によるのだそうです。
基本的な性格や顔(子どもが男児の場合)
母親から遺伝するものを一覧の中に、基本的な性格や顔があります。
これは、子どもが男児の場合母親から遺伝することが多いとされており、子どもが女児の場合は父親から遺伝するのだそうですよ。
【参考サイト:DNA JAPAN】
しかし、必ずしもそうなること医学的に証明されているわけではなく「子どもの頃は母親に似ていたけれど大人になるにつれ父親に似てきた」というケースもあると思います。これは、昔から「女の子なのにパパに似ているのね」という意外性が積もり積もって人々の印象に残り、いつの間にか「男児は母親似、女児は父親似」という説が広まったのではないかという見解もあります。
【参考サイト:婦人公論.jp】
脱毛
母親から遺伝するものを一覧の中に、脱毛があります。
脱毛しやすい男性の場合、脱毛に関係する遺伝子を母親から受け継いでいる可能性があります。しかし、女性はホルモンの関係上男性よりも脱毛率が低いですよね。その場合、母親が遺伝子を受け継いだ先、つまり母方の父(本人にとって祖父)が脱毛傾向にあるか見てみましょう。母方の父が脱毛している場合、その孫にあたる男児・男性が将来脱毛する確率は高くなるでしょう。
【参考サイト:ミネルバクリニック】
染色体異常(ダウン症など)
母親から遺伝するものを一覧の中に、染色体異常があります。
染色体異常は、ダウン症などを引き起こす遺伝子のことです。ダウン症は、遺伝子の突然変異で発症することもあるので、必ずしも母親の遺伝とは限りません。
しかし、遺伝が原因でダウン症を発症する場合は、ロバートソン転座という遺伝子を持った母親であることが考えられるそうです。ロバートソン転座を持った母親がダウン症児を産む確率は、10~15%です。
【参考サイト:ヒロクリニック】
まとめ
母親から遺伝するものを一覧で、そして詳細についてもご紹介しました。
母親から学力が遺伝するという説は意外であり、これには「高学歴の男性と結婚しても意味がない」「うちの子終わった」と、世の女性たちから悲鳴にも近い声が聞こえてきます。
生きていくために必要な学力。母親から遺伝するということで、今後さらに整った教育体制が必要になってくるかもしれませんね。