行ってはいけない有名病院は?心霊スポットになる?その理由も紹介!

行ってはいけない有名病院は? 心霊スポットになる? その理由も紹介!

全国各地にある廃病院。そのままになった建物にはどこか不気味さを感じますよね。それに、不思議とそのような廃病院は知らず知らずに心霊スポットになっていたりします。そこで今回は、行ってはいけない有名病院やなぜ行ってはいけないのかその理由を調査していきます。

旧野木病院(栃木県)

栃木県にある野木病院は昭和60年5月に「野木厚生クリニック」として開業。主に子供と老人の心の病を診る精神科の病院でした。閉院後、白装束の集団がこの廃墟で不審な行為をしていたことが判明。実際どんな集団だったのかはわかっていません。

以降、元々精神病院だったこともあって、「白装束の集団が夜な夜な怪しげな儀式をしている」と言われるようになり、目撃すると鎌を持って追いかけられるという噂が広がるようになったそうです。

霞ヶ浦分院(茨城県)

茨城県にあった霞ヶ浦分院は元々日本帝国海軍基地のあった場所で、東京医科歯科大学分院として使われた後に廃墟になりました。戦時中には軍医人病院として戦争で傷を負った多くの人が亡くなっていると言われており、戦後は結核患者の隔離をしていたという噂があったことで心霊スポットとなりました。

この廃墟では「首無し男が出現する」「開かずの扉が存在する」という噂がありましたが、現在は公園となっています。

旧日本陸軍中野病院跡(東京都)

東京都にあった中野病院は、1920年に「東京市療養所」という結核病棟でした。貧困層のための福祉施設だったこともあり、戦前は入院患者の8割が亡くなっていたといいます。その後、新病床が増設され大規模な結核療養所となりました。

1973年に閉院されましたが、1990年代からこの廃墟で近所の子供たちが肝試しなどをしており、結核という伝染病への差別意識が、心霊スポットと化したと言われています。現在は公園となっています。

姫川病院(新潟県)

新潟県にある姫川病院は、公的な病院がなかった糸魚川地域に、病院の設立を望む市民の声を受け、1987年に設立されました。資本金も市民らが出し合ったと言われていますが、2007年に慢性的な医師不足や経営破綻を理由に閉院。

以降、長い間放置されたことで廃墟と化し、若者が肝試しをするようになったとのこと。噂によると通路で車いすの音が聞こえてきたり、ナースの霊が現れると言われています。

小美玉小川脳病院(茨城県)

茨城県にある小美玉小川脳病院は、1962年~1965年に建設され、精神病患者の隔離病棟として使用されていました。戦時中には人体実験が行われていたという噂があり、1977年頃に閉院した後、心霊スポットと言われるようになりました。

以降、「苦しそうに呻く女性の声が聞こえてくる」「廃病院を訪れた人は、体調が悪くなる」という噂が流れるようになったといいます。

黒瀬病院(広島県)

広島県にある黒瀬病院(正式名称 正仁クリニック)は1983年頃に建設されたものの、金銭トラブルなどから正常な運営ができない状態が続き、廃墟と化しました。沿革を見ていくと、まともに運営されていたのかも怪しく、この施設内で事故や事件が起こったという情報もありません。

しかし、以降「少年の幽霊が現れる」などの噂が浮上し、心霊スポットとなってしまったといいます。

最後に

今回は、行ってはいけない有名病院について紹介してきました。元々は病院ということや、廃墟と化したことで事件や事故がなくとも、心霊スポットになってしまう可能性が高いことがわかりましたね。

現在は壊されている建物もありますが、そのまま残っているものもあります。しかし、おもしろ半分に入ることで罪に問われることもありますし、近所の方への迷惑となることもあるため、絶対に入らないようにしましょう。