日本の中学受験では「男子御三家」と呼ばれる三つの中学が存在します。
三校ともそれぞれが高い人気を博し、ハイレベルな受験生が集う超最難関私立中学です。
そのうちの一つが開成中学とされています。
この開成中学に子供を入れたいと思う親御さんは多いのではないでしょうか。
この記事では、開成中学に向いている子供の特徴、受かるために必要なことは何かを解説してみたいと思います。
開成中学が向いてる子の特徴
開成中学が向いている子供の特徴はどんなものなのでしょうか?
勝敗にこだわる子
勉強に限らず自分の得意な事や好きなものについては、「とにかく負けたくない!」と思っている子供が多いです。
負けると泣いて悔しがったり、なぜ負けたのか、どうすれば勝てたのかを考え、さらに努力をします。
この繰り返しを幼いころからやっているので、とても粘り強い子に成長することが出来ます。
集中力が半端じゃない子
自分が納得するまで基本やめない子が多いです。
そのため、オンオフがはっきりしていると言われています。
さっきまでてこでも動かなかったのに、自分の中で納得、一段落つくと嘘のように次の行動へと移ることが出来ます。
面倒なことが大好きな子
子供はもともと飽き性な事が多いにもかかわらず、手間が掛かることを苦と思っていない子が多いです。
とてつもなく時間がかかることでも、試行錯誤してクリアをしていく事ができ、その過程を楽しめるからです。
自己肯定感が高い子
親子で信頼関係が形成されている子供は安心して親に頼ることができ、自分を信じることがでるので自己肯定感が高いと言われています。
自己肯定感が高い人の特徴として、感情のコントロール、物事をポジティブに捉えられる、努力を継続できるなど上げられ、受験に向いていると言われています。
開成中学に受かるために必要なこと
開成中学に受かるために必要な事を調べてみました。
両親に経済力があること
開成中学は私立です。当然公立よりお金がかかります。
そしてこれはもちろん入学する前から必然的にお金はかかります。
家での学習だけで開成中学へ入れる子もいるでしょうが、やはり万全な態勢をとるとなると入塾は欠かせないでしょう。
長いスパンでかかってくるものです。親の経済力はなくてはならないものでしょう。
受験する子供本人が開成中学受験へ意欲的である
目標に向かって努力できる人間でないと開成中学に合格しても校風が合わなかったり、挫折することがあるかもしれません。
「開成中学に俺は行く!」と、強い意志をもって受験に臨むぐらいが向いていると言えるでしょう。
受験する子供本人に開成中学を受験できるだけの能力が有り、尚且つ受験勉強を続けられる事
中学受験はとても長く辛い道のりです。
基礎的な学習力はもちろん、さらにその上の上あたりの斜めぐらいの応用力を問われます。
わからない問題、解けない問題をひたすら理解できるまで勉強することは並大抵の集中力では持ちません。
それを乗り越えられるだけの精神力と体力を有していることが受験に有利に働くと思われます。
効果がある学習教材・方法の見極め
受験のため勉強をするのはお子さんなので、なるべくお子さんの意見や、向いている学習方法を整えてあげてください。
紙のタイプでじっくり問題と向き合いたい子供や、タブレット端末でさくさく問題を解きたい子供など、教科によってもテキストの選択肢は異なってきます。
子供の習熟度を知るためにも、親子で教材や勉強方法の検討をしてみるのもいいかもしれませんね。
開成中学に向いてる子まとめ
開成中学に向いている子供の特徴まとめは以下の通りです。
・勝敗にこだわる子
・集中力が半端じゃない子
・面倒なことが好きな子
・自己肯定感が高い子
開成中学に受かるために必要な事まとめは以下の通りです。
・親の経済力
・受験する子供が合格への目的意識を持っていること
・受験に耐えられるだけの体力と精神力
・受験勉強のための教材、学習方法の見極め
中学受験はまだ未熟な子供たちが経験するため、大人たちのサポートは絶対です。
経済面でも、精神面でも支えが必要ですし、塾から帰ってきたら栄養のある食事、疲れを癒せるお風呂などや環境づくりも大切です。
「受験は子供がするものだから」と、子供任せでなくぜひとも家族でサポートしてあげてみて下さい。