蔵王キツネ村にも春夏秋冬の四季で変化があります。
蔵王キツネ村は宮城県の蔵王山の麓に位置し、標高約600mの位置にあります。
自然豊かな山間で、100頭以上ものキツネたちが放し飼いされているのです。
そんな蔵王キツネ村に行く際の季節ごとの注意点を解説します!
大自然を満喫できる蔵王キツネ村の春夏秋の様子について記事にしてみようと思います。
蔵王キツネ村の春の特徴!
雪が解け始め、桜や新緑の景色が広がる蔵王キツネ村の春。
蔵王キツネ村の春は生まれたばかりの可愛い赤ちゃんキツネたちを見ることができます。
キツネたちは冬の終わり頃に繁殖期を迎え恋の季節が始まります。
メスを狙ってオス同士でバトルなんてことも。
そして、3月から5月はキツネたちの出産シーズン。
なので、赤ちゃんキツネに会いたい方は蔵王キツネ村に春訪れるのがおすすめです。
4月下旬から5月くらいの間は赤ちゃんキツネたちを見ることが出来たり、赤ちゃんキツネの抱っこ体験をすることもできます。
春以降は園内のゲージで多くの子ぎつねがお目見えします。
お母さんキツネと赤ちゃんキツネがじゃれあってる姿も見ることができるかもしれません。
5月から7月は少し成長した子ぎつねを抱っこできる体験もあるそうです。
→蔵王キツネ村でキツネ抱っこ!触るのは赤ちゃんも可能?時間・料金は?
もちろん、大人のキツネを抱っこできる体験もあります。
時期的に春は春休みがあるので、蔵王キツネ村の混雑状況も気になりますが、例年平日も混んでいて、土日は大混雑することが多いようです。
蔵王キツネ村の夏の特徴!夏毛はいつから見れる?
緑が濃くなり、ひんやりとした風が木々の間を通り抜ける蔵王キツネ村の夏。
蔵王キツネ村の夏のキツネたちは、冬のモフモフだった毛を脱ぎ捨てほっそりとした姿に変わります。
キツネの種類やその時の気候によって異なりますが、一般的には4月から5月ごろに始まり、6月から7月頃に終えることが多いようです。
実際に見てみると、モフモフとふっくらしたキツネを想像している方はちょっと驚くかもしれません。
夏のキツネたちの中には、毛並みもボサボサで、体格もガリガリとした印象のキツネ達が見られることもあります。
ですが、これは彼らが暑い夏を快適に過ごすための体のつくりであり、健康状態が悪いとかでは無いことがほとんどです。
モフモフとした冬毛を脱ぎ捨てさっぱりとした体格のキツネたちが木陰で涼んでいたら見ている私たちも涼しくなってきそうですね。
夏の時期も長期休暇があり、園の混雑状況が気になる所ですが、はやりこちらも例年平日も混んでいて、土日、お盆は大混雑することが多いようです。
蔵王キツネ村の秋
秋の蔵王キツネ村は園内も園の周辺も紅葉の季節を迎え、赤と黄に木々が色づき始めます。
蔵王キツネ村には広葉樹が多く、赤と黄色のグラデーションの紅葉が楽しめます。
たくさんのキツネを見ることもでき、見渡せば紅葉が広がっている。
秋の行楽にぴったりですね。
蔵王キツネ村園内の散策路には御釜稲荷神社があり、赤い鳥居があります。
この鳥居と紅葉、そしてそこに自由に寝転んだり丸まったりしている蔵王キツネ村のキツネたち。
一瞬、違う世界へと紛れ込んだかのような幻想的な景色を見ることもできます。
そして、キツネ村のキツネたちも秋から冬にかけて換毛期を迎えます。
気の早いキツネなら、モフモフの毛をまとっているかもしれません。
蔵王キツネ村へ行くまでの道中も、蔵王の秋の様子を堪能できます。
冬の気配がもうすぐそこまで来ている秋の蔵王も味わってください。
蔵王キツネ村の季節ごとのまとめ
蔵王キツネ村を春・夏・秋の季節ごとにまとめてきました。
季節 | 特徴 |
---|---|
春 | ・出産シーズンで赤ちゃんキツネが見られる ・赤ちゃんキツネを抱っこできる体験がある ・春休みは基本園は混雑していることが多い |
夏 | ・4月~5月頃から冬毛から夏毛へと生え変わり始める ・換毛期で毛が抜けてほっそりしたキツネが多い ・新緑などの美しい景色を楽しめる ・夏休みも基本園は混雑していることが多い |
秋 | ・モフモフのキツネに会えることもある ・御釜稲荷神社のキツネとの風景はおすすめ ・紅葉がみられる |
蔵王キツネ村のキツネたちはもちろん、蔵王の四季折々の景色も気になるところですね。
なお、冬の季節は注意点が多いので別の記事で解説してあります。
→蔵王キツネ村の冬!冬毛が名物・3月とクリスマスは雪で車で行ける?