出産は「鼻からスイカが出てくるような痛み」と例えられることがあります。
ですが、鼻からスイカが出てくるなんて物理的に無理だし、なんとなくピンとこないと思っている方も多いのではないでしょうか。
また、初めて出産を迎えるプレママたちも「出産の痛みでショック死とかあったりするのだろうか?」と不安な方もいます。
この記事では、出産の痛みでショック死することは有るのか?また、出産の痛みのレベル・指数、例えるならどのくらいなのかをまとめてみました。
出産の痛みでショック死することはあるのか
出産の痛みでショック死することはあるのでしょうか?
結論から言いますと、「出産の痛みでショック死」という事例は調べても出てきませんでした。
やはり、「痛み」では人間死ぬことは無いようですね。
「出産の痛みでショック死」はありませんが、出産のための陣痛は今まで経験したことのない痛みのため、泣きわめいたり叫んだり意識が朦朧とする妊婦さんもいるようです。
それぐらい、出産は妊婦が「死ぬ気」になって迎える重大な局面と言っても過言ではないでしょう。
出産は命がけと言われるだけあってこれだけ医療が発達した日本でも死亡リスクはゼロではありません。
出産で妊婦さんが亡くなる死因は以下の三つが半数を占めると言われています。
①子宮内などの大量出血
②血圧の上昇に伴う脳出血
③羊水が母体の血液に流入してしまう羊水塞栓症
医療機関で出産を行っていても、やはり妊婦さんを助けられない事は起きてしまいます。
少しでもこのような事をなくすためにも、妊婦さんは常日頃から妊婦検診を受け、心配なことがあればすぐ連絡できる掛かりつけの産婦人科を持つようにしてください。
また、近年では自分の生活スタイルに合わせていろいろな出産方法を選ぶことが出来ます。
なるべく医療の介入を少なくして産みたいのであれば自然分娩がありますし、痛みを極力減らしたい!というのであれば無痛分娩という方法もあります。
痛みが怖いということは恥ずかしいことではありません。
自分が納得できる出産方法をお医者さんと助産師さん、そして家族で話し合ってベストな出産方法を選んでください。
出産の痛みのレベル・指数!例えるとどのくらい?
出産の痛みのレベル・指数はどんなものでしょうか?
こんな表があったので載せてみます。
数字は痛みの大きさを示しています。
なんと出産の陣痛の痛みは手指の切断の下ぐらいの痛みのレベルに相当するとなっています。
癌による痛み、骨折も痛そうですが、陣痛の痛みはそれよりも上なんですね。
出産経験者さんたちによると陣痛の痛みは
「腰をハンマーのような鈍器で殴られ続けている痛み」
「子宮(内臓)を雑巾絞りされているような痛み」
「生理痛の一万倍の痛みが延々と続く」
「ひどい下痢を何時間も我慢させられる感覚」
「お腹の中をえぐられるような激痛の波が何度も繰り返しやってくる」
などなど、いろいろ例えられています。
男性の方には想像しづらいかもしれないですね。
男性の方でも陣痛の痛みを想像できそうなtwitterが有ったので載せておきます!
男より
女の方が痛みに強くできてるらしい🤔
陣痛の痛みって
男が経験したら上唇を頭に
まるまる被せるくらいの痛みらしいけど
良く良く考えたら
そんな予想外の展開Softbank的な
体験は出来ないから想像出来ない🤔皆がお馴染み、元祖おバカップルで
おはようございます☀☀☀ pic.twitter.com/6tMztsHmhe— JORN (@betterdays06111) December 18, 2018
陣痛の痛みを男が疑似体験したらどうなるのか https://t.co/Bn4Ew7lgPA pic.twitter.com/6vB5MyXnoc
— Notissary (@notissary) March 13, 2019
妊婦さんが百人いれば百通りのお産があります。
痛みの感じ方も人それぞれなので、「想像していたよりも痛くなかった」という妊婦さんもいます。
妊婦さんも、妊婦さんの旦那さんもお産の知識を正しく学び、積極的に自治体のパパママ学級などに参加してみて下さい。
知識としてあるのとないのでは、痛みの感じ方も変わってきます。
出産前の時期を陣痛の痛みを想像して暗くなるより、赤ちゃんに会える日を元気に迎えられるよう過ごして欲しいと思います。
出産の痛みまとめ
出産の痛みでショック死することは無いことがわかりました。
痛みのレベルは、手指の切断よりは下で、骨折や癌による疼痛より上で示すことが出来るとの事でした。
ですが、医療レベルの高いこの日本でも出産は命がけで行うことには変わりなく、万が一にも命の危険があることを理解しておくことが大切です。
正しく知識を学んだら、あとはもうお産の日まで心穏やかに過ごして下さい。
出産当日はもうなるようにしかなりません。
医師や助産師の方達がサポートしてくれるので安心して出産に臨んでくださいね!