カラコン(カラーコンタクトレンズ)は瞳の色を手軽に変えることができるアイテムです。通常のコンタクトレンズは眼科で処方箋をもらって購入しますが、カラコンの場合も眼科を受診する必要があるのでしょうか。今回は、カラコンで眼科を受診するのか、なんて言えばいいのかなどを調査しました。
そもそもカラコンに眼科は必要?
カラコンは眼科の処方箋がなくても購入できます。ですが、眼科を受診しておくことがおすすめです。その理由についてまとめました。
目のトラブルを防ぐため
眼科を受診し、自分に合ったカラコンを処方してもらうことで、目のトラブルを軽減することができるので受診がおすすめです。
眼科ではベースカーブと呼ばれる眼球のカーブ(BC)を測ったり、涙の量や目の疾患の有無を調べたりします。特にBCは合わないものを付けるとレンズのずれなどのトラブルに繋がるようです。また、装着の練習や手入れの方法をさせてもらえることもあるので安心して使用を始めることができます。
トラブルが起きた際に相談しやすくするため
コンタクトを付けると目が乾くなどのトラブルがありますが、病院によっては、自院で処方していないコンタクト関連のトラブルは対応していない場合もあるので、事前に受診しておくことが望ましいです。
ある調査では“23.7%がカラーコンタクトレンズを使用していて、目の調子が悪くなったことがあると回答しましたが、そのうちの約半数はその際に眼科を受診していませんでした”(引用:国民生活センター)との結果が出ていますが、もともと受診していた眼科があれば治療をうけやすかったのではないでしょうか。
カラコンで眼科!なんて言えばいいの?
やはり、カラコンを使用する前に眼科を受診しておくことがおすすめです。カラコンで眼科を受診する場合、なんて言えばいいのかまとめました。
予約時や受付でなんて言えばいいの?
このときは「カラコンを使用したい」などと簡単に伝えれば大丈夫です。
来院してすぐ、受付に診察券や保険証を出す際に、来院理由を聞かれる場合があります。また、予約が必要な眼科では予約の際に聞かれるかもしれません。受付の人に聞かれた場合は、問診票を渡すかどうか等を判断しているだけの場合も多いので、簡単な説明で大丈夫そうです。
看護師さんの問診ではなんて言えばいいの?
看護師にも「カラコンを使用したい」と伝えれば大丈夫です。特に気になる点があれば「目が乾きやすい」などと付け加えるとよりスムーズかもしれません。
受付終了後、問診票を記入したり、看護師さんが問診に来たりする病院が多いですよね。その際に少し詳しく聞かれるかもしれません。ですが、看護師が最も知りたいのは、目の病気や自覚症状の有無なので、カラコンを付ける理由などは説明しなくても良い場合がほとんどです。
医者の診察ではなんて言えばいいの?
看護師から伝わっているため、改めて聞かれない場合も多いと思います。確認されたら「カラコンを使用したいので眼の状態を見てほしい」などと伝えれば大丈夫だと思います。
医者は内心カラコンに反対していても態度に出さず処方箋を書いてくれることも多いと思いますが、気になる場合はホームページや口コミでカラコンの受診について調べておくのも良いかもしれません。
受診方法を解説!
眼科を受診する場合の流れは大まかに以下のとおりです。
- 行く眼科を決めて予約が必要なら予約する
- 受診する(健康保険証は必須)
- 問診で「カラコンを使用したい」と伝える
- 目の検査や診察
無事にコンタクト使用の許可が出れば、処方箋をもらったり、眼科で購入したりしてコンタクトを手に入れることができます。コンタクト使用の注意点も教えてもらえるので聞いておきましょう。
まとめ
カラコンの使用にあたって眼科を受診する方法をまとめました。カラコンでも眼科を受診する必要があります。眼科のスタッフは慣れているので、気負わずに受診して問題なさそうです。この記事をカラコンで眼科に行く場合なんて言えばいいのか迷っていた方の参考にしていただければと思います。