昔と比較すると年々増えてきている発達障害。発達障害は子供のうちに判明することが多いのですが、大人になってから判明する大人の発達障害も今や社会問題となっています。中でも特に多いのが「ADHD」で、子供と大人では症状が違います。また、大人のADHD 女性 特徴もまた違うのです。そこで今回はADHDの特徴を紹介していきます。また、ADHDの大人の男性に多い特徴は多動や衝動性と言われているのですがそう言われている真相について調査しました。
ADHD特徴は?
ADHDは「注意欠如多動症」とも言われている通り、不注意や多動性、衝動性などの特性が見られる発達障害の一つで3つのタイプに分かれることが多いと言われています。ここでは、タイプ別に特徴を紹介していきます。
不注意優勢型
不注意の特徴が強く現れ、多動や衝動の特徴があまり強くありません。特徴は、
- 集中し続けることが難しい
- 忘れ物が多い
- 外からの刺激などですぐに気がそれてしまう
などです。一方で、自分の好きなことについて考えたり取り組んだりしていると、話しかけられても気づかないくらいの集中力を発揮するため、周囲の人に「無視をした」と誤解されることもあります。
多動・衝動優勢型
多動性及び衝動性の特徴が強く現れ、不注意の特徴があまり強くありません。特徴は、
- 動いていないと落ち着かない
- 無意識のうちに身体が動いてしまう
- 感情や欲求のコントロールが苦手
などです。授業中でも立ち歩く、指名されていないのに答えてしまうなどの特徴から、集団生活で落ち着きのなさについて指摘されることが多いでしょう。
混在型
不注意と多動および衝動性がともにあるタイプです。子供の頃に目立つのは多動や衝動性が目立ちますが、大人になるにつれて不注意が目立ってくることが多いです。しかし、それには男女差があり、男性は多動・衝動性、女性は不注意が強く出る傾向にあるとのこと。ですが、混在型の方も一定数いるため、混在していると日常生活にさらに支障をきたす可能性が高いでしょう。
ADHD大人の男性に多い特徴は多動・衝動性?真相を調査!
ADHDの大人の男性に多い特徴は多動や衝動性と言われているようですが、真相はどうなのでしょうか?
ADHD大人の男性に多い特徴は多動・衝動性?真相を調査!
男性のADHDの場合、多動と衝動性が強く出る傾向にあります。必要もないことに首を突っ込み、言わなくてもいい一言を言ってしまい相手を傷つけてしまうなども症状の一つになります。そのため、社会生活や学校生活に馴染めず進学や昇格などに支障が出てしまい引きこもりになってしまうことも少なくありません。子供の頃に発症しているはずなのですが、「男の子なので元気なだけ」と見過ごされることも多いため、大人になってから気づくというのが真相のようですね。
大人の男性でも不注意が強く出ることも
多動と衝動性が強く出る傾向が多い男性ですが、不注意が強く出る場合もあり、
- 忘れ物が多い
- ケアレスミスが多い
- 順序に沿った仕事ができない
などこちらも社会生活において支障が出てしまいます。そうなると会社の中でも孤立してしまい、結果退職に追い込まれてしまうということになることも少なくありません。
最後に
今回は、ADHDの特徴や男性のADHDに多動や衝動性が多いと言われる真相について調査しました。3つのパターンがあるADHDですが、男性の場合多動や衝動性が強くとも子供の頃であれば「元気で何より」と見過ごされることが多く、大人になって気づく傾向が多いことがわかりました。結果、社会生活や日常生活において支障が出てしまうことになるのです。発達障害は完治しにくい障害のため、少しでもそのような方が生きやすい社会になればいいですね。