アルバムコレクションは警察から捜査が入る!?違法性や逮捕者解説

アルバムコレクションは警察から捜査が入る!?違法性や逮捕者解説

友達や知人同士で、写真・動画を共有したいときに便利なのが「アルバムコレクション」です。

共有する際にはパスワードを設定できるので、パスワードを知らない人は見ることはできません。

簡単に写真・動画が共有できるので、とても便利なアプリとなっています。

しかしそんな便利さの一方、利用者が警察から捜査を受けるといったことが発生しています。

この記事ではアルバムコレクションに関する違法性や逮捕者について解説します。

アルバムコレクションは警察から捜査が入る?過去の事例

アルバムコレクションは警察から捜査が入る?過去の事例

アルバムコレクションを使用すること自体には全く問題はありません。

投稿の中には、アダルトな画像や動画もあります。

 

アダルトが全てダメなわけではありませんので、誤解しないで下さい!

 

しかし、アダルトな画像や動画の中にはアウトなものもあります。

それが「児童ポルノ」に関わる内容のものです。

児童ポルノ … 18歳未満の児童が性的な行為をしている写真や動画、書籍や漫画などの物品のこと

アルバムコレクションの中には、「児童ポルノ法」に違反しているものが多数投稿されています。

「児童ポルノ」の画像や動画を投稿・ダウンロードしただけで、いきなり警察の捜査が入るわけではありません。

サイト内を警察が常にマークしているわけでもありませんが、なぜ警察側に「児童ポルノ法」に違反しているのがバレるのでしょうか?

 

サイバーパトロールによって発見された時

サイバーパトロールとは、インターネットで違法サイト・有害サイトへの書き込みをチェックすることです。

児童ポルノの画像・動画の場合は、サイバーパトロールでプロバイダ(運営会社や管理者)が摘発されることが多いです。

その流れから、「誰が」「いつ」「どのぐらい」児童ポルノの画像・動画を利用したかを調べられてしまうため、そこから警察の捜査が入る流れとなります。

画像や動画を利用したら、すぐ捜査というわけではなく、親元が摘発されたら、芋づる式に摘発されていってしまう可能性があります。

 

裁判所の発付する許可状(捜索差押許可状)が出た時

捜索差押許可状とは、警察の捜索や差押の許可を出したことを示す書面のことです。

この書面が出た場合は「逮捕・起訴に必要な証拠の収集」を目的としており、差押が必要なものが書かれています。

児童ポルノ画像・動画に関わる場合は保存されていた電子機器が差押されるケースがほとんどです。

例)「パソコン」「スマホ」「タブレット」など

 

アルバムコレクションは違法?逮捕者は過去出たのか

アルバムコレクションは違法?逮捕者は過去出たのか

アルバムコレクション自体は違法ではありません。

しかし、過去には逮捕された人もいます。内容はこちらです。

2022年10月25日

 

逮捕者:横浜市の会社役員・井坂貴之容疑者(39)

 

容 疑:児童ポルノ公然陳列ほう助

 

2021年6月からおよそ半年間、わいせつな動画を閲覧するために必要なパスワードが書き込まれると知りながら、インターネット上で掲示板を運営。

利用者5人が投稿サイトに動画を投稿し不特定多数の人に閲覧させるのを手助けした。

 

2023年4月12日

 

逮捕者:東京都港区白金の元IT企業幹部・佐藤彗斗容疑者(23)

 

容 疑:児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供目的所持)

 

自宅のハードディスクドライブ(HDD)に10歳前後の男児の裸体の動画データ7点を保存していた。

「持っていたが提供目的ではない」と容疑を一部否認。

 

DDには約100万点のわいせつ画像や動画が保存されており、兵庫県警はうち約1万点を児童ポルノとみている。

 

佐藤容疑者はインターネット上から無作為に児童ポルノを集めていた。

今回の7点には外国人の動画も含まれていた。同課のサイバーパトロールで2022年5月に発覚した。

 

2023年5月1日

 

逮捕者:東京都港区の無職の男(24)

 

容 疑:児童買春・児童ポルノ禁止法違反(公然陳列)

 

2022年5月、第三者がスマートフォンの動画共有アプリに投稿した13歳以下の男児のわいせつ動画など21点について、閲覧に必要なパスワードを解析してツイッターに投稿。

 

不特定のアプリ利用者が動画を閲覧できるようにし、児童ポルノを公然と陳列した疑い。

 

男は、自作のプログラムでパスワードを割り出し、ツイッターで1日300件ほど投稿。

県警は、男が投稿の閲覧者を自身が運営する別の会員制サイトに誘導し、収益を得ようとしていたとみている。

逮捕者は「児童ポルノ法」に違反したものがほとんどでした。

「児童ポルノ画像・動画」はダメ・ゼッタイ

保存・所持するのは・・・児童ポルノ単純所持罪

不特定多数の人に提供・陳列するのは・・・児童ポルノ公然陳列罪

自分の人生を棒に振りたくなければ、児童ポルノ法に違反するようなことは絶対しないようにしましょう。

 

アルバムコレクションは危ないのか、危険性・安全性についての記事でも詳しく解説しているので合わせてご覧下さい。

アルバムコレクションの捜査・逮捕者まとめ

アルバムコレクションを利用すると警察からの捜査が入るのか?

違法なのか?逮捕者が出ているのか?を解説してきました。

アルバムコレクションを利用するだけでは、警察から捜査を受けることはありません。

しかし「児童ポルノ法」に反することをすると、警察から捜査を受けて、場合によっては逮捕されるケースもありました。

画像や動画に鍵でロックができるため、見るために金銭を発生させて儲けようとする人も増えています。

 

雑誌の袋とじと一緒で開けてみたい欲望を掻き立てられて、お金を払って開けてしまうのも分かります。

 

しかし、どんなことでも欲望のまま、行動してしまうと思わぬしっぺ返しをくらうかもしれません。

モラルを守って、犯罪に手を染めないように行動しましょう。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です