最近オキシクリーンが注目を浴びています。
オキシクリーンは酸素系漂白剤で、衣類への使用はもちろんお風呂やキッチンの頑固な汚れまで使用出来る優れものです。
アメリカ発祥のこの商品、日本国内でも絶大的信頼を置くオキシクリーンですが実は使い方を間違うと危険と知っていましたか？
それに海外製の漂白剤だから変な成分が入ってて危ないかも・・・と敬遠気味の方も多いと思います。
この記事ではオキシクリーンは危ないのか？また正しい使い方について解説していきます。
オキシクリーンが危ないと言われる理由
衣類洗濯からキッチン周りまで、家庭のあらゆる掃除に使用できるオキシクリーン。
そんな優れものが危ないと言われる理由はなぜでしょうか？
理由はアメリカ製のオキシクリーンに含まれる成分が原因と言われています。
まず日本で販売されているオキシクリーンはアメリカ製と中国製の2種類があり、互いに酸素系漂白剤です。
しかしアメリカ製のオキシクリーンの場合、厄介な成分が含まれております。
それが今回危ないと言われる原因の界面活性剤です。
界面活性剤とはいったい何？そんな声が聞こえてきますね！
界面活性剤は、界面(物質の境の面）に作用して、性質を変化させる物質の総称です。
構造としては、１つの分子の中に、水になじみやすい「親水性」と、油になじみやすい「親油性」の２つの部分を持っています。
この構造が、本来、水と油のように混じり合わないものを、混ぜ合わせるのに役に立ち、汚れを落とす洗浄の働きをするのです。
代表的なものに石鹸（脂肪酸塩）があります。
また、洗剤の他にも、医薬品、化粧品、食品などの成分としても広く使われています。
オキシクリーンの販売元から引用させてもらいました。
界面活性剤と一括りに言っても実際はたくさんの種類があるようですね。
この成分のおかげでアメリカ製のオキシクリーンの方が洗浄力は高いと言われています。
そんな界面活性剤が危険な理由があるので解説していきます。
界面活性剤が危険な理由
この界面活性剤と言われる成分は生分解性が低く、自然界に流れてしまった場合中々分解できずに自然汚染に繋がってしまう可能性があります。
仮にこのオキシクリーンが流れてしまった河川の水を飲用してしまったらどうなるでしょうか？
もし体内に吸収されれば、内分泌作用の撹乱、生殖機能生障害を引き起こす可能性があります。
また、この成分は浸透性が高く人の肌に触れると簡単に体内へ吸収されていきます。
しかし今回オキシクリーンについて調べたところ、オキシクリーンに含まれる界面活性剤に人体の影響はないと発表されているようです！
これであれば安心して使用できますね
ただ、注意が必要なのはわれわれ人間ではなくペットが住む家庭です。
オキシクリーン公式でも記載があるようにペットが直接口に含んでしまうと体調を崩す可能性があるという事です。
また、オキシクリーンに含まれる成分に過炭酸ナトリウムがあり、汚れの成分であるタンパク質を分解して漂白するための成分です。
そのため、オキシクリーンを素手で使ってしまうと、手の皮膚のタンパク質が分解されて皮膚がボロボロに荒れたり、かぶれてしまう可能性があります。
人体に深刻な影響はないですが、使用の際は手袋を使用するなど工夫されると良いと思います。
オキシクリーンは安全？正しい使い方
オキシクリーンは結局のところ安全なのか解説します。
オキシクリーンは安全！
上記の内容を踏まえて判断するとオキシクリーンは安全だという事がわかりました。
オキシクリーンの主成分でもある過炭酸ナトリウムは水に溶けると自然界に存在する物質に分解されます。そのため人間の体に害はありません。
安全性が高い商品ですので小さなお子さんがいる家庭にも使用できます！
特に幼児期になると活発に動き、服を汚しがちになりますので小さなお子さんがいる家庭では大活躍しそうですね！
また、環境汚染にも配慮された成分ですので、万が一排水が河川に流れたとしても安心できます。
そんなオキシクリーンの正しい使い方について解説していきます。
オキシクリーンの正しい使い方
オキシクリーンの正しい使い方として以下にまとめてみました
- 洗濯に使用する前には、表示を十分に確認する。基本的に水洗いできない素材には使用しない。
- 浸け置きするときにはできるだけプラスチック素材の容器を用意する。
- 金属製の容器はステンレスなど一部の素材を傷つける恐れがある。
- アルミや塗装された金属、フッ素樹脂加工のものに使用すると変質の恐れがある。
- 溶液は作り置きしない。
- 破裂の恐れがある為、密閉した容器に入れない。
- 使用時には部屋を十分に換気し、必ずゴム手袋を着用する
と、いったところでしょうか
見違った使い方をしない限り安全な漂白剤です。使用してはいけない素材については公式ホームページを参考するのも良いでしょう。
オキシクリーンが危ない理由まとめ
オキシクリーンは危ないのか？また正しい使い方について解説してきました。
オキシクリーンの成分は安全です。
子どもにも使用できる漂白剤なので安心して使えます。
また、キッチンの頑固な油汚れにも対応してますし万能的に使えるこのオキシクリーン。
一家に一つは必須アイテムといっても良いかもしれませんね。
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