日々、新しい仮想通貨が誕生していますが、その中でも特に注目を集めている野心的なプロジェクトがWLD(ワールドコイン)です。この記事では、WLD(ワールドコイン)の特徴や将来性、買い方について詳しく紹介します。過去に仮想通貨バブルで生まれた柴犬コインのように、この仮想通貨も一攫千金を狙える可能性があるのか、一緒に確認していきましょう。
WLD (ワールドコイン)仮想通貨とは?
WLD仮想通貨は、OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏らによって発足された仮想通貨プロジェクトです。AI(人工知能)の発展に伴い、人間とボットの共存する未来に備え、ブロックチェーン・ネットワークへの悪意のある活動や、現在注目を浴びているAIによる偽装IDの普及を防ぐ仕組みのデジタルIDと仮想通貨を通じてのベーシックインカム(最低限所得保障)の実現を目指しています。
WLD(ワールドコイン)基本情報
- 仮想通貨目の名称:ワールドコイン(World Coin)
- 仮想通貨シンボル:WLD
- 発行者: ワールドコイン財団
- トークン規格: ERC-20(Ethereum上)
- 現在の価格:258.69円(2024年8月10日現在)
- 時価総額::86,343,799,722円
- 時価総額ランキング:97位
リリース日は2023年7月24日なのですが、サム・アルトマン氏による「ワールドコインプロジェクトのトークンである$WLDをローンチする」という突然の発表の後、同日取引所への一斉上場を果たすという前代未聞のローンチで大きな話題となりました。
WLD (ワールドコイン)仮想通貨の特徴
それではWLD仮想通貨の特徴を見ていきましょう。
- ワールドコインは「Orb(オーブ)」と呼ばれる生体認証デバイスを使用して、ユーザーの虹彩をスキャンし、個人を識別するID(World ID)を生成します。
- WLD仮想通貨プロジェクトは、今後、AI時代におけるベーシックインカムの実現を目指しています。
- WLD仮想通貨は、主に分散型取引所(DEX)で取引されています。
WLD (ワールドコイン)仮想通貨の買い方
続いてWLD仮想通貨の購入方法について見ていきましょう。注意したいのは、現在
WLD仮想通貨は、海外の主要取引所では購入可能ですが、日本国内の暗号資産取引所では購入できません。
WLD仮想通貨の購入方法は以下の手順で行えます。
購入方法
- 国内取引所の口座を開設
まずは、国内の仮想通貨取引所で口座を開設します。日本円を入金し、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)などの仮想通貨を購入します。
- 仮想通貨を海外取引所に送金
購入した主要仮想通貨を、ワールドコインを取り扱っている海外仮想通貨取引所や分散型取引所(DEX)に送金します。
- 海外の取引所でワールドコインを購入
海外仮想通貨取引所や分散型取引所(DEX)で、送金した主要仮想通貨を売却し、その資金でWLD仮想通貨を購入します。
WLD (ワールドコイン)仮想通貨の将来性
それでは最後に、WLD仮想通貨の将来性について見ていきましょう。最初の方でも述べましたが、WLD仮想通貨は、AI時代におけるデジタルIDの普及とベーシックインカムの実現を目指しており、今後の技術進化や採用拡大に伴い、注目が今まで以上に高まることが予想されます。詳しく見ていきましょう。
- WLD仮想通貨では、2023年12月にアップグレード版「World ID 2.0」をリリースしました。Orb認証(虹彩スキャン)は引き続き最高レベルのセキュリティとユーティリティを提供していますが、「World ID 2.0」では必ずしも虹彩認証を受ける必要はなく、ユーザーがWLDのエコシステムに参加できるようになりました。今年2024年には、World Chain(ワールドチェーン)がリリース予定となっています。このWorld Chainでも、イーサリアムでWorld IDを使用して匿名で人間であることを証明できるのと同様にアドレスを検証できるようになります。
- 現在、WLD仮想通貨は国際的な非営利団体や技術企業とのパートナーシップを強化しています。すでに大手掲示板サイトやSNSでもWLDのIDを利用できるようになっています。日本国内においても、株式会社ナナメウエが認証連携を発表しました。好きでつながるバーチャルワールド『Yay!』において、ナナメウエはユーザーのID保護及び、不正アカウントの防止を提供し、安心して利用できる安全なプラットフォームを維持しています。WLDは今後も、次々に新たな企業との連携を生み出していくことでしょう。
まとめ
WLD (ワールドコイン)仮想通貨について特徴や将来性、買い方などをまとめてみましたがいかがでしたか。不確定要素はあるものの今後も、この億り人になる可能性も十分に秘めた野心的なプロジェクトから目が離せませんね。