皆さんは「マーフィーの法則」をご存知ですか?マーフィーの法則が成功を引き寄せると言われているようなのですが、それは本当なのでしょうか。
今回はマーフィーの法則についてわかりやすく紹介します。
マーフィーの法則とは
マーフィーの法則をわかりやすく言うと、マーフィーの法則とはとどのつまり多くの人が共感できるようなジョークのようなものです。「法則」なんて冠していますが、別に科学や化学の小難しい用語ではありません。
より詳しく言うと、仕事や日々の生活の中で多くの人が経験するような話を、ユーモラスに、哀愁に富むような形で記したものです。現代的に言うと「あるある」みたいなものでしょうか。具体例を見ていくのが手っ取り早いので、ここからは有名なマーフィーの法則を紹介していきますよ。
マーフィーの法則とは? 例一覧もわかりやすく紹介! | マイナビニュース
マーフィーの法則の具体例
マーフィーの法則の基本精神は「起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる」ということ。転じて「失敗する可能性のあるものは、失敗する」、常に最悪の状況を想定すべしという教訓を教えてくれるのがマーフィーの法則ですよ。
では、マーフィーの法則の具体例を見ていきましょう。
洗車をすると雨が降る
洗車はそう頻繁にはしない、という人が多いと思います。折角洗車をして車の汚れを落とした時に限って、それからほどなくして雨が降り、車が雨に打たれ汚れてしまうというマーフィーの法則です。
サッカー中継から目を離した瞬間にゴールが決まる
テレビでサッカー中継を見ている時、プレー中にお手洗いなどで席を外すこともあるでしょう。そんな時に限ってゴールが決まってしまうというマーフィーの法則です。現地で野球観戦をしている時に球場飯を並んでいる間に得点が入る、なんて経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。これもマーフィーの法則と言えますね。
欲しいデザインの服なのに自分に合ったサイズが無い
折角買いたい服があったのに、自分に合うサイズの物が無い⋯⋯なんて経験、皆さんもしたことがありませんか?マーフィーの法則ではいかにも法則らしく、「買いたい気持ちが強いほど自分に合ったサイズが無い可能性も高くなる」なんて言うようですが、流石にそれはどうでしょうね。
いらないと思って捨てたものが捨てた後すぐに必要になる
「もう使わないだろう」と思って捨てたものが、後々必要になって「あ~もう捨てちゃった!」と後悔するなんてこともありますよね。断捨離の場合は「必要になればまた買えばいい」という考え方でいらないものはどんどん捨てていくようです。何事も考え方次第ということでしょうか。
バターを塗ったトーストを床に落とすと高確率でバターが塗られた面が下になって着地する
バタートーストをうっかり落とした際、バターの面から床に落ちて余分に床が汚れてしまうというマーフィーの法則です。案外バターの重さなどが関係していたりして。
マーフィーの法則は成功を引き寄せる?
マーフィーの法則の「常に最悪の状況を想定すべし」という観念は、現在のシステム開発や労働災害予防、危機管理などの分野で現実問題として重要視されており、マーフィーの法則に対して事前に最悪の事態にならないように備えることは、成功を引き寄せることに直結すると言えます。尤も、上に挙げた例の中には「どうしたって対策できない」類の物もありますけどね。
ジョセフ・マーフィの黄金律
ただ「マーフィーの法則」「成功を引き寄せる」というワードで連想されるのは、どちらかと言えばこれまで説明してきたマーフィーの法則よりも「ジョセフ・マーフィの黄金律」の方です。
アイルランド出身の宗教家であるジョセフ・マーフィは潜在意識を利用、操作することで自分や周囲の人を成功、幸福へと導くポジティブシンキング「潜在意識の法則」を提唱しました。それが「成功を引き寄せるジョセフ・マーフィの黄金律」として後世まで残っているのですね。
最後に
今回はマーフィーの法則について紹介しました。ちなみに、マーフィーの法則のマーフィーはアメリカの航空工学者「エドワード・A・マーフィ・ジュニア」に由来します。また、ジョセフ・マーフィの著作のパロディとする側面もあるようですね。