この記事では、父親から遺伝するものを一覧でご紹介します。私たちは、自分が持つさまざまなものを両親から受け継いでいますよね。見た目や性格、好みや学力、運動神経まで、遺伝による影響が多いとされる性質はたくさんあります。
今日はその中でも、父親から遺伝するものを一覧で見ていきたいと思います。どのようなものが父親から遺伝するのか気になりませんか?この記事を読んで、その疑問をすっきりさせましょう!
父親から遺伝するもの一覧
では、父親から遺伝するものを一覧で見ていきましょう。
- 心疾患
- 精神疾患
- 発達障害
- 歯並びや顎のサイズ
- 精子の数
- 瞳の色
- 身長
- 性的衝動
- 攻撃性
父親から遺伝するものは、主に生殖機能に関する部分や発達障害などの疾患、また瞳の色や身長などの外見的要素もあります。母親から遺伝するものが主に学力や知的能力ということで、父親から遺伝するものは一覧で見ても多いことが分かりますね。
「女の子は父親に似る」「父親に似た女の子は幸せになれる」などといったりしますが、父親からの遺伝にはどのようなものがあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
疾患系は父親から遺伝する
父親から遺伝するものの一覧の中に、心疾患や精神疾患、発達障害などが含まれています。本来、人間には炎症を制御する機能が備わっていますが、父親から心疾患の遺伝子を受け継いでしまった場合、その機能が損なわれるのだそう。
また、父親の年齢が高いと精神疾患やADHDなどの発達障害を引き起こす可能性があります。
見た目は父親から遺伝する
父親から遺伝するものの一覧の中に、見た目の要素があります。
歯並びや顎のサイズ、瞳の色や身長など、見た目に関する遺伝は父親から受け継がれることが多いのですね。
しかし歯や顎のサイズに関しては、父親が歯並びや虫歯など歯の問題を抱えている場合に強く出ることが多く、深刻性は低いそうですよ。
瞳の色は、日本人同士の子どもの場合そこまで違いを感じないと思いますが、身長に関しては父親に似ている子どもを多く見かけますね。
攻撃性や性的衝動も父親から
父親から遺伝するものの一覧の中に、攻撃性や性的衝動などが含まれます。
攻撃や性的衝動というのは、その人がもつ衝動性に関わる部分なので、前述したADHD(注意欠如・多動性障害)の特性にも該当します。
もし攻撃性や性的衝動に問題があり、それが父親からの遺伝であった場合には、男性が年齢を重ねても新しく精子を作り続けることに起因している可能性があるそうですよ。
【参考サイト:カラパイア】
両親からの遺伝で決定されやすい性格
子どもの性格の中には、育った環境や受けた教育によって形成されるものがある一方、両親からの遺伝で決定されるものもあります。具体的には、以下の性格です。
- 好奇心
- 心配性
- 社会性
- 愛着
上記の性質は、もちろん生きる環境の中で変えていくことはできるものの、基本的な形は生まれ持ったものだそうですよ。
【参考サイト:ミネルバクリニック】
まとめ
父親から遺伝するものを一覧でご紹介しました。
母親から遺伝するものよりも、父親から遺伝するもののほうが多いことが分かりました。そして、疾患や見た目に関する深刻度が高い要素が、父親から遺伝することも判明しましたね。もちろんすべてが遺伝によるものではありませんが、父親からの遺伝の影響は大きいといえるでしょう。