日本の真ん中に位置する愛知県、名古屋市は中部地方最大の都市です。
家賃が安い・交通アクセスがいい・子育てしやすいなどの理由で住みやすいと言われている一方、治安が悪い・完全なる車社会などのネガティブな意見も。
この記事では愛知県・名古屋市で住んではいけない、危険とされる地域をランキング形式にしてお伝えします。
愛知県全体で住んではいけない地域ランキング
住んではいけない地域の基準とはなんでしょうか?
交通の不便さ・物価の高さ・治安の悪さなど色々あります。
今回はその中でも、治安の悪さにスポットを当ててみました。
愛知県全体で住んではいけない(治安の悪い)地域をランキング形式にすると上位には全て名古屋市内が入ります。
名古屋市は愛知県北西部(尾張地方)にあり、県庁所在地であると共に政令指定都市です。
さらに中枢中核都市にも指定されていて、人口の数も全国第3位となっております。
愛知県全体で住んではいけない、住みにくい理由を治安以外のことで考えるとなると、やはり交通事故死者数が多いのが気になります。
愛知県の交通事故死者数は毎年ワースト1位、2位を争っています。
車文化が発達し、人口あたりの車保有率が多いのが原因とされています。
さらに他県と比べて交通・運転マナーも悪く、”名古屋走り”という言葉も生まれています。
しかし、一歩足を伸ばせば、同じ愛知県の中にも田舎の雰囲気を味わえる所もあります。
愛知県内では三河山間エリア(豊根村、東栄町、設楽町、新城市、豊田市、岡崎市の6つの市町村にまたがる山村地域の総称)が農業で有名です。
都市である部分と豊かな自然が味わえる部分、愛知県はその両方が味わえるのも魅力です。
名古屋で住んではいけない地域ランキング
今回は、治安の悪さ=犯罪件数の多さでランキングにしました。
1位 名古屋市中区
名古屋市内での犯罪率がトップで治安が悪い街となっています。(令和5年1月~令和5年4月)
名古屋のまさに中心にあり、”栄”という大規模な繁華街がある区になります。
そして風俗街として名が知れ渡っている、女子大小路、錦三、納屋橋の3カ所が存在しています。
外国人パブ密集地ということで夜には在日外国人が集まります。
2位 名古屋市中村区
犯罪件数が名古屋市内で2番目に多いとされています。(令和5年1月~令和5年4月)
新幹線も止まる名古屋駅のある区で、駅周辺には高層ビルが多く立ち並んでいます。
オフィスビルや大型ショッピングビル、商店街、地下街が多く、地方経済活動の中心とされています。
名古屋駅、中村公園付近、本陣駅、中村日赤駅付近は、風俗街や競輪場がありガラの悪い人が集まりやすいです。
同率3位 名古屋市熱田区
名古屋市熱田区は同率で犯罪数が名古屋市内で3番目に多いとされています。(令和5年1月~令和5年4月)
熱田区神宮の周辺は典型的下町で、名古屋の古き良き風情を残していると言われています。
近年では再開発が盛んになり、名古屋南部の副都心として発展してきています。
工場などが多いこと、高速道路や新幹線の通る音が騒音となる他、ファミリー向けの店舗が少ないとされています。
こちらもやはり風俗店などが堂々と立ち並んでいます。
同率3位 南区
名古屋市南区は同率で犯罪件数が名古屋市内で3番目に多いとされています。(令和5年1月~令和5年4月)
窃盗事件の発生件数が多い地区です。
手持ちカバンの管理はもちろんですが、家や自動車の鍵の施錠など確実な自己防衛が必須です。
港に近い工業エリアには外国人団地もあり、ファミリー層や女性の1人暮らしにはやや不安が付きます。
さらに港が付近に住むには水害や豪雨災害の不安もある地区もあります。
愛知・名古屋で住んではいけない地域ランキング まとめ
1位 名古屋市中区
2位 名古屋市中村区
3位(同率) 名古屋市南区
3位(同率) 名古屋市中川区
愛知・名古屋で住んではいけない地域を治安の悪さにスポットを当て、解説してきました。
全体的に言えることは人通りの多い繁華街周辺、夜間に暗がりとなるような場所はとても危険です。
犯罪やトラブルに巻き込まれることのないように、「鍵の施錠」や「夜の一人歩きをしない」などの対策をしましょう。
犯罪件数でランキングをつけましたが、愛知県の中で一番栄えているのは名古屋市です。
治安が悪くなったのは便利になり過ぎてしまったからです。悪いことばかりではありません。
便利さと豊かさをハイブリットした愛知県への移住を考えてみてはいかがでしょうか。