物損事故を起こした経験はあるでしょうか?
特に物損事故の加害者側となれば、相手に迷惑をかけて申し訳ないと思う気持ちになる人も多いかもしれません。
菓子折りくらい持って行こうかな?でも「いらない」って断られたら・・・
どうしていいか分からないですよね!
この記事では、物損事故でお詫びはいらないのか?菓子折りや電話は必要?など解説していきます。
物損事故でお詫びはいらない?断られた?
物損事故でのお詫びはいらないのでしょうか?
結論としては、物損事故の程度にもよります。
車体を擦らせた程度であれば必要はありません。
相手は自分の車を傷つけられたことに怒ってるでしょうから、無理に当事者同士で接近するとトラブルになる可能性があるので避けた方がいいでしょう。
保険会社に加入していればなおさらです。
トラブルを避けるために中間に保険会社が介入してくれるわけですから、申し訳ないという気持ちはわかりますがここは保険会社に任せるのが適切な対応です。
また、けが人や相手を入院させた場合は本人、または本人のご家族にお詫びしに行く可能性もあります。
ただ何度も行くわけでなく、一度だけで良いです。
理由は先ほど同様に保険会社が基本的に対応してくれます。
それに当事者同士で話し合って解決してしまうと、保険会社も動けなくなってしまいます。
また、何度も誤りに行くと被害者側も「あの人はこっちの要求を何でものみ込んでくれる人だ!」と勘違いさせてします可能性もある為、注意が必要です。
ここでも注意なのが、保険会社が対応できる限度を超えた金額を要求されると、保険会社も動くことが出来ません。
お詫びはいらない、とまでは言えませんがお詫びを入れるにしても一回、あるいはほどほどに、くらいが肝心です。
物損事故で謝罪の電話だけはあり?
物損事故では電話だけでの謝罪はありなのか?
結論としては、電話だけで済ますのもありだと思います。
全く連絡しないより、電話のみでも相手に「申し訳ないという誠意がある」という気持ちが伝われば相手の対応も変わってくるはずです。
ただし、上記でも述べたように当事者同士での話し合いはトラブルの元です。
加害者側が悪いのはもちろんですが、中には大した事故でもないのに大きな事故のように騒ぎ立てありえない金額を要求してくる被害者もいます。
加害者側は、事故を起こした側ですので、理不尽な要求でも強く言い返しづらい状況です。
トラブルを避けるためにも保険会社を介して、直接でなく電話のみの謝罪がベストな対応だと思われます。
もちろん、相手が極力関わりを持ちたくない方の場合は無理に謝罪を強いる必要はありません。
保険会社の担当を通じて、お詫びを入れるくらいで十分です。
物損事故で菓子折りを持っていくタイミングはいつ?
物損事故を起こした場合、菓子折りを持って行くとすればいつのタイミングがベストでしょうか?
結論、お互いが落ち着いてる状況です。
事故直後となれば、口論が起きてお互い怒りあいの興奮状態になると思われます。
その状況で詫びの菓子折りを持って行ったところで、受け取ってくれるはずもありません。
例としては、相手が入院する怪我であった場合、入院したタイミングではなく少し落ち着いた時期が良いでしょう。
ここでも保険会社さんを利用するのが一番有効かと思われます。
保険会社の担当さん経由で被害者さんの状況は落ち着いているか確認する。
その後、菓子折りの詫びを持って行きたい旨を伝えましょう。
また、車を擦った程度では菓子折りを持って行く必要はないかと思われます。
理由としては、単純で被害者側からすれば車さえ直してくれればそれでいいんです。
それ以上、車を傷つけた本人とは会いたいとは思わないですよね?
菓子折りを持って行く、行かないは結局自己満足にすぎません。
確かに申し訳ない気持ちが大きい人もいらっしゃいますが、結局自分を傷つけたくないだけなんです。
「相手に誠意がないと思われたくない!」、「事故した相手に嫌われたくないから謝る」という気持ちが少なからずあると思います。
ただ、相手側からすれば車を傷つけた張本人としか思っていません。
適切な対応というのは、確かに難しいです。
相手の状況によって変わります。自分が罪滅ぼしをしたいから菓子折りを持って行く。というのは「適切な行動」とは言い難いかもしれません。
物損事故のお詫びまとめ
物損事故のお詫びはいらないのか?について解説してきました。
相手側の怒り方や感情、けがの状態で対応を変えないといけないので、正直難しいです。
そんな時こそ保険屋さんに仲介してもらいましょう!
物損事故である以上、相手側には多少恨まれている部分もあると思います。
少しでも菓子折りや、お詫びをしたいのであれば保険屋さんに代行してもらうのも一つの手です。
わざわざ自分でお詫びを入れる必要はありません。
相手もわざわざ加害者に会いたくないですからね。
皆さんも物損事故を起こした場合、適切な距離でお詫びや対応を取ることをおすすめします。