小さい頃、親や学校の先生から怒られる時に「言い訳をするな!」と言われたことはありませんか?
誰でも一度は絶対に言われたことがあると思います。
小さい頃にはよくありますが、大人になってからも言われるかもしれません。
それなのに「口答えをするな!」「全く反省してるように見えない」と言われてしまう。
この記事では、何と言っても言い訳と言われてしまう原因、さらにトラブルの解決法など解説します。
親や彼氏などに何を言っても言い訳と言われる
「言い訳」にもいろんな意味があります。
「物事の道筋を明らかにして説明すること」・・・「解説」
「事情を説明して、失敗などの弁解すること」・・・「弁解」
「過失や罪を謝ること」・・・「謝罪」
物事の状況を説明したいだけなのに、言い訳するな!と言われてしまう時があります。
「親」「彼氏・彼女」「上司」言われる確率が高いです。
親の場合は、子どものことが心配。 これに尽きると思います。
謝罪が必要な時に、「ごめん」と謝る前に「え〜、でも〜…」と話し始めてしまうと、相手とのトラブルが起きかねません。
親は子どもの成長に責任を持ちます。これが親心です。
親は子どもが可愛いので、ついつい言ってしまうことが多いと思います。
彼氏・彼女の場合は、育ってきた環境が原因かもしれません。
親に厳しく育てられて、何を言っても言い訳として受け取られていたかもしれません。
そんな経験から自身の境遇とリンクさせ、「言い訳」と捉えてしまっているのかもしれません。
彼氏・彼女は言い訳と思ってない部分もあると思います。
上司の場合は、部下を守るために言うことがあります。
謝罪が欲しいわけではありません。「報告・連絡・相談」が欲しいだけです。
「取引先」や「仕入れ先」などいろんな人が関わっているのが会社です。
なにか問題が発生した時には、早い報告が必要です。
上司は謝罪よりも報告や連絡が欲しいため、ついつい言ってしまうのかもしれません。
相手への伝え方の順番はこちらです。
①「謝罪」
まずは謝りましょう。相手は怒っている場合が多いです。
謝罪してに冷静になってもらい、話しを聞いてもらえる状態にしましょう。
②「結果」
どんなことが起こったのか。結論や結果から言うことが大切です。
結果を先に話してから内容に入っていきましょう。
③「対策」
どうすればミスなく実行することができたのか。
同じことがまた起こらないように、どうするかを伝えましょう。
④「原因」
どこに原因があったか。詳しく説明しましょう。
こういった順番に説明していきましょう。
原因を先に話してしまうと、「自分を守ってる」と捉えられ「言い訳」と言われるでしょう。
失敗やミスをしてしまった場合、いくらうまく説明出来ても、相手には言い訳してると思われがちです。
同じ内容を話しても、相手次第で「説明」と捉えられたり「言い訳」と捉えられたり、と難しいです。
しかし、なんでも「言い訳」と捉えてしまう相手もいると思います。そんな時には
・相手の言葉をそのまま返す。
・データや資料を持ってきて納得してもらう。
捉え方は相手次第です。自分の話し方を工夫しましょう。
何を言っても言い訳と言われる原因
「言い訳するな!」と言われても、「言い訳をしているつもりは一切ない!」
原因を答えただけです。それでも「言い訳しない!」「しっかり反省しろ!」と言われてしまう始末。
「言い訳」 失敗・過失などを正当化するために事情を主観的に伝えること。
「説明」 失敗・過失などを正当化するために事情を客観的に伝えること。
「言い訳」と「説明」は、事情が「自分中心」か「相手中心」かの違いです。
失敗や過失は誰にでもあることですが、そこに対しての真摯さが違うと思います。
起きてしまったことを話す時に、自分中心に話すと、自分の失敗を認めていないように聞こえます。
反省をせず、自分を正当化しようとしているようにしか相手は受け取ってくれないかもしれません。
相手の立場に立って話すことが重要です。
何を言っても言い訳と言われるまとめ
何と言っても言い訳と言われてしまう原因・トラブルの解決法を解説してきました。
何か理由を言うのは大切なことですが、真っ先に自分の失態を詫びる姿勢が非常に重要です。
反省しているのが伝われば、相手の心にも余裕が生まれて、話しを聞ける姿勢になってきます。
自分がなるべく冷静に落ち着いて、相手の立場に立って話しをすることがとても大切です。